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迷走普天間どこへ…結びつき深い沖縄と米軍 現地ルポ(産経新聞)

 県外か県内か−米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移転問題が迷走を続けている。現政権が検討する徳之島(鹿児島県)への一部移転案も地元の反対が強く、新たに現行案である辺野古(沖縄県名護市)沿岸とほぼ同じ場所への案が浮上したが、すでに地元は移設反対の市長が今年1月の選挙で当選しており合意形成は難航必至だ。日米政府間の最大の懸案の舞台を取材した。(藤浦淳)

 ◇広くて美しい基地群

 海兵隊の航空基地である普天間飛行場は広大だった。米軍に許可された写真撮影のポイントからは、起伏ある土地にかいま見える滑走路(2・7キロ)の向こうに駐機する、複数のヘリコプターが見えた。

 飛行場の面積は大阪空港(約3・1平方キロ)より広い約4・8平方キロメートル。9割以上が民有地で、好転しない昨今の国内の経済状況のまま、この広大な土地を返還後に有効に再開発するにはかなりの努力が必要だと感じた。

 一方普天間に限らず、米軍基地はどこも広く美しい。兵舎や基地ゲートは必ず沖縄瓦を使った琉球仕様で、地元住民を招いての基地公開や祭りなどのイベントも開催するなど、地域の交流も盛んだ。

 「日本の皆さんに助けられています」と嘉手納空軍基地に所属するハッチソン第18航空団少佐。通訳やレストラン従業員など米軍関連の日本人雇用は8千人にのぼる。基地に出入りする業者も数多く、沖縄と米軍の経済的な結びつきは忘れてはならない。

 ◇海兵隊と移転問題

 米国には4つの軍隊がある。陸軍、海軍、空軍、そして海兵隊だ。海兵隊は戦争や紛争、災害の最前線に最初に送り込まれる部隊で、陸、海、空の要素を併せ持つ「自己完結型の精鋭部隊」(マイケル・アード海兵隊第三司令部報道部次長)だ。

 海兵隊第三司令部がキャンプ・コートニー(うるま市)にあって指揮下の部隊は日本全国で2万人以上。このうち沖縄に約1万8千人がいて、県内各地の基地(キャンプ)に駐留する。

 他にも嘉手納や海軍のホワイトビーチ(うるま市)などがある。いずれも有事には海兵隊との連携が重要だが、日本政府が示す普天間移転案に挙がっては消えることが、問題を複雑化させてきた。

 ◇軍事的合理性

 「コンビネーション」。アード氏は、ブリーフィングで何度もこの言葉を使った。陸上部隊と航空部隊の連携が、現場へ急行するために何より重要だというのだ。そしてそのために必要なのがロケーション(立地)だ。

 海兵隊員を現場へ緊急投入するヘリの航続距離は長くはない。日米合意の辺野古沿岸への移転も、辺野古に海兵隊のキャンプ・シュワブがあるから立地の優位性があり、アード氏の言うコンビネーションが発揮できるのである。徳之島や、すでに断念したホワイトビーチ沖移転案はこうした点からも実現の可能性が低いのが実情だ。

 さらに、沖縄本島の地勢的な条件も大切な「ロケーション」。軍事的に重要な台湾や朝鮮半島へ1日以内に急行できるからだ。

 こうした軍事的な合理性の上に生まれた辺野古沿岸部移転という現行案。これを上回る案を実現させることができるのか、5月末の結論が注目される。

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